平成21年度静岡県商工青年同友会 会員研修会
平成21年12月3日(木) 14:30〜17:00
静岡県産業経済会館3階「大会議室

会長あいさつ 
静岡県商工青年同友会会長
 木下知世己
  商工青年同友会は、商工会青年部と親会である商工会の橋渡し役として、地域経済の発展と商工会事業の活性化の推進役となることを目指し6月22日設立された。地域における厳しい環境変化に対して、青年部時代に培った知識、経験とネットワークを生かしながら、経営知識や行動力にすぐれた地域のリーダーとして、商工会と連携して積極的に行動していただきたい。本研修内容について、少しでも会員事業所の経営に活かしていただければと思う。
講演 「静岡県の商工労働支援施策について」  
講師:静岡県産業部商工業局経営支援室 室長 樋口 博 氏
 平成20年度、本県の経営革新承認は300件と全国第3位となった。県の主要な経営革新支援策として・計画承認企業のフォローアップの拡充・新商品・新技術等の開発、販路開拓事業の経費の一部を助成・設備・運転資金に、県制度融資(新事業展開支援資金)利用可能・トライアル発注があるのでご活用いただきたい。平成11年度からの累計で1,800件を突破し、経営を見直し継続発展する上で重要である。  
また、1次、2次、3次の産業の枠を越えて、それぞれの強みとなる経営資源を持ち寄り、共同して売れる新商品・サービスを開発、販売し経営の向上を図る「農商工等連携の促進」も是非ご活用いただきたい。
講演 「異業種連携が生む新たな可能性〜 「経営革新事業」から「農商工連携」で新規事業を展開 〜
講師:西光エンジニアリング株式会社 代表取締役 岡村邦康 氏

  西光エンジニアリング株式会社ホームページ http://www.seikoeng.jp
 西光エンジニアリング(株)は藤枝市の焙煎、乾燥を得意とする専用機設計・製造メーカー。
 伊藤園など飲料メーカー向け焙煎専用機等を手がけ、高い技術を提供。しかし、それだけでは販売マーケットが限られるため、汎用機メーカーへの道を模索。
 また、関連会社で乾燥モズクを「通販生活」に出品中。これも、新たな魅力ある主力商品となりうる商品づくりが必要となった。
 その中で、同社は経済産業省の中小企業支援プログラムを活用し新規事業へ挑戦し続けている。

@農林漁業者と中小企業者による連携
 宮古島漁協と西光エンジニアリング鰍ェ経営資源を持ち寄って行う商品等の開発・生産・販路開拓

A取組が両者の経営の向上に寄与する 一定の需要の見込みがある
(テーマ)熱風乾燥にマイクロ波加熱を併用して、紙管・ほたて・モズク乾燥機の開発と商品化
(テーマ)「食べる茶葉」の開発と商品化 静岡県の代表的な地域資源「静岡茶」を活用し、中小企業者が新たな新商品を開発・販売。有機無農薬の原料など農業者と連携する。

(農商工連携モズクの特徴)
 @味付けしていないモズク→味付けモズクは添加物を含む為、健康志向の消費者からは生のモズクを求める声が多く聞かれる 
 A確実なトレーサビリティ→原料は総て宮古島産モズク。漁業者別のトレーサビリティ
 B輸送コストを半減→重量・体積を半減し、輸送コスト・包装資材費を低減する
 C有用成分の豊富な生モズク→塩蔵モズクを加工する既存の商品は、有用成分の多くを失っている。新商品は生のモズクを原料とするので、有用成分の豊富な商品である