重合ポリフェノールを増加させる「香煎茶加工法」技術を活用した茶関連商品の開発

経営革新計画の概要

当社は緑茶や粉末茶の製造、ティーバッグの袋詰加工等を主力事業としている茶製造業者である。
今回の経営革新では、重合ポリフェノールを増加させる「香煎茶加工法」技術を活用した茶関連商品の開発に取り組む。
当社では、緑茶を特殊処理することにより、緑茶に含まれるカテキン類を結合させ重合ポリフェノールを増加させる新たな加工方法「香煎茶加工法」を確立した。本加工法は、重合ポリフェノールを増加させる他に、環境の影響を受け難いため品質の安定化が図れ、後発酵法と比較し加工時間が大幅に短縮される等の様々な特徴を有しており、本技術を活用し、自社商品の開発・販売や本加工茶葉の同業への卸売、重合ポリフェノール成分が多い国産ウーロン茶や国産紅茶の製品化等を行い、当社の経営革新を達成する。