賞味期限が長く、魚臭さを抑えた燻製黒はんぺんの開発と販売

経営革新計画の概要

当社は文政元年から練り製品等を主力として製造を行っており、最近は東海大学海洋学部と連携して、練り製品を活かした新たな商品化に取り組んでいる。
今回の経営革新では、賞味期限が長く、魚臭さを抑えた燻製黒はんぺんの開発と販売に取り組む。燻製することにより、魚臭さを抑え、さらにレトルト処理を行うことで賞味期限の長期延長を図る。燻製前に水分量の調整を行うための乾燥を行い、山桜のチップとザラメにより燻製を行う。乾燥工程はパサつきなどの食感に影響を与え、レトルト時の水分の表出に関係するため、その後の燻製とレトルト殺菌の工程も考慮した加工温度と時間とする。
本取り組みにより、新たな静岡名物の練り物商品として、現在の食品スーパー等への販路の他、県外スーパーや飲食店に向けて販売促進を図っていき、当社の経営革新を達成する。